平成30年9月から厚生年金料率の引上げが終了

毎年、9月分になると厚生年金保険料率の引上げが行われ、10月分の給与から新しい料率で給与の計算をしていたかと思いますが、平成30年からの厚生年金保険について料率の変更はありません。(現在18.3%)

なぜ料率の変更がないのかというと、厚生年金の保険料率は、年金制度改正に基づき平成16年から段階的に引き上げられてきましたが、平成29年9月でその引上げが終了したためです。

年金制度改正の経緯

平成16年の年金制度改正において、急速に進行する少子高齢化を見据えて、将来にわたって年金制度を持続的で安心できるものとするため、年金財政の仕組みを導入しました。そのフレームワークのひとつに、「上限を決めた上での保険料の引上げ」がありました。

この制度によって、厚生年金保険料は平成16年10月の13.934%から毎年0.354%ずつ(平成29年は0.118%)引き上げられることが法定されたのです。

 

厚生年金保険料率の推移

過去の料率の推移は次のとおりです。

適用年月料率
平成16年10月~13.934%
平成17年9月~14.288%
平成18年9月~14.642%
平成19年9月~14.996%
平成20年9月~15.350%
平成21年9月~15.704%
平成22年9月~16.058%
平成23年9月~16.412%
平成24年9月~16.766%
平成25年9月~17.120%
平成26年9月~17.474%
平成27年9月~17.828%
平成28年9月~18.182%
平成29年9月~18.300%

以降の厚生年金保険料率は、18.300%で固定されることになります。